日本はお正月に始まり、桃の節句、端午の節句、七夕、お盆、中秋の名月など折々の伝統行事のほかにも、イースター、ハロウィン、クリスマス、バレンタインなど海外の行事も上手く取り入れています。イベントがあると、お客様の爪も少し賑やかに。まだ全然枚数がないのですが、これから徐々に増やしていきたいです。
ひさしぶりに妹の爪を塗り直しです。今回は年末なので、和柄にすることにしました。
オレンジ、紺、砂壁のような色の3色で下地を作り、その上に矢絣、花菱、鹿の子、七宝繋ぎなどの文様を描いてみることにしました。
これは、ネイル誌に掲載予定のネイルチップをアレンジしたものです。
カラージェルを3色作ります。使った色はカルジェルのサマーオレンジ、ブルー、ホワイト、グリーン、ブラックと、いろいろと混ぜました。とにかく、あまり鮮やかなものよりも、少しくすんだ色合いにするのがコツです。オレンジっぽい色、紺色、砂壁色のジェルを作りましょう。
カラージェル3色を塗っていきます。2本くらいずつ塗っていきますが、途中でカラージェルの色を薄くしてみたりして、バリエーションを楽しみましょう。
定着させたカラージェルの上に、アクリル絵の具で模様を描きます。使った絵の具は、パーマネントオレンジ、パステルオリーブ、プルシャンブルーですが、オレンジとブルーにはパステルオリーブを少し混ぜて、色の彩度を下げています。
模様はひとつずつ丁寧に描きましょう。
1)
鹿の子⇒漢字の「口」を書いていきます。
2)
菊紋⇒真ん中の丸を描き、まず十字に花びらを描きます。
その間に花びらを描き、全部で8枚の花びらの菊を描きます。
そして8枚の間を小さな花びらで埋めていきます。
3)
青海波⇒3重のカーブを互い違いに描いていきます。
4)
七宝繋ぎ⇒円を描き、その中に他の円が4分の1ずつかかるように配置していきます。
5)
矢繋ぎ⇒矢紋を縦につなげます。輪郭のみのものと、中を塗りつぶしたものを交互に。
6)
亀甲繋ぎ⇒6角形を慎重に描いていきます。中には梅を描きます。
7)
梅⇒真ん中を少し空けるようにして、5枚の花びらを描いていきます。
和文様はこの他にも沢山種類がありますね。特につないで出来ているものは、均一さに欠けると歪んで見えてしまうので、文様集などを見ながら丁寧に描けるように、練習しましょう。最後にはクリアジェルを塗って仕上げます。