自己紹介 爪飾画廊 創作心得 日々徒然 撮影秘話
2008/01/28 Monday
あっという間に。
まな板の上の鯛をさばいている父。

皆様 お久しぶりでございます。

早いもので新年も明けて久しく、あともう少しで2月です。
遅ればせながら、今年もよろしくお願いいたします。

前のお正月は兄弟4人で実家に帰ったので、今回は両親が実家から、アイスボックスに鯛とか平目とかマグロとかカニとか千枚漬けを入れて、車でやってきました。こういうときだけは自分が田舎育ちでよかったと実感します。
私は料理が下手なのですが、妹はオデンや母直伝の黒豆や鶏肉ハムやおつまみ各種を、母はアラ炊きやお雑煮を作り、父親は持ってきた魚やカニを御造り用にさばいていました。
ムスメが魚が食べたいといえば、河岸に行って魚を仕入れてくれる父を持って幸せです。これが魚だけでも、父だけでもだめなのです。だって妹はまだ大きな魚をさばけない。魚付きの父=田賀的カモネギ。父よ、すまん・・・・。

私はこういう時、もっぱら美味しく食べる&美しくお片づけが専門です。
妹が作ってくれたおつまみが美味しかったので、家族に大好評。
ちょっと作り方を書いておきますね。

「いちじく棒」

食材:
ドライいちじく、種抜きプルーン、干しぶどう(全部一袋ずつ)、くるみ120〜150g(同量の松の実でもよし、半々でもよし)、蜂蜜(適量)

作り方:
1、イチジクを半分に分け、半分は適当な大きさにカットします。食感が残る程度。くるみは140度のオーブンで、4、5分ローストします。

2、残り半分のいちじく、プルーン、干しぶどうを全部フードプロセッサーに入れて、まわします。水分が入っていないので、かなり硬い団子状になります。古いフードプロセッサーだと、煙がでますから注意。

3、少しまわして団子状になったら、蜂蜜を回しかけて、平らになるようにへらでならします。そしてまた回します。また蜂蜜を入れてまわしますが、ここで蜂蜜を入れすぎると柔らかくなって後でまとまらないので、「これでいいのかな」と思うくらい、かなり少なめにいれます。

5、団子状になったものをフードポロセッサーからボウルに出し、イチジクとくるみを混ぜる。かなり硬いので、ボウルはガラス製など重めのものがベター。へらで根気よくまぜましょう。

6、混ざったら、サランラップを2重にして包みながら、サラミみたいな太さの丸太状にまとめます。端をきちんととめて、アルミホイルで密封して、3〜4日置きます。

7、取り出して、新しいラップに包みなおします。食べるときには包丁で切ってクラッカーの上にのせたり、チーズと一緒に食べたりします。お酒はもちろん、紅茶のおともにも最適。しっかり密封すれば数ヶ月は保存できます。

私は赤ワインや発砲日本酒と一緒に食べるのが好き。リッチな味わいのドライフルーツが、芳醇なワインにも、あっさり辛口の日本酒にもぴったり。クラッカーの上に、いちじく棒とカマンベールを薄めに切ってのせて食べるともう止まりません。
本当は「フィグ・ログ」(イチジク丸太)というおつまみです。

ゼヒお試しあれ。

今年も美味しいお正月でした。
家族に感謝。
ごちそうさまでした。






両親の力作。カニつくり(父作)とアラ炊き(母作)。