自己紹介 爪飾画廊 創作心得 日々徒然 撮影秘話
2008/04/14 Monday
ガレ展に行ってきました。
スタッフからみかんと柿をもらいました。

いい陽気ですねえ。
こんな日はぷらりと外を歩きたくなってきます。

この間の休みの日、妹と六本木のサントリー美術館に「ガレとジャポニズム」を見に行ってきました。19世紀後半にヨーロッパに渡った日本の美術品の数々は、そのうちジャポニスムと呼ばれるブームとなって色々な芸術分野に影響を与えたといわれています。それは知っていても、実際に「北斎の影響を受けたガレの作品」などを見たのは今回が初めて。
朝一番で行ったので人気も少なく、お陰で、透明と不透明が絶妙に入り混じったガラスの光沢、複雑な反射光や、モチーフの繊細さをじっくりと眺めることが出来ました。
以前もこのあたりの時代のガラス工芸に惹かれて、「ネイルUP!」誌にて「質感」というお題が出たときに「アンティーク香水瓶」のイメージでネイルを作ったことがありました。このときはいわゆるフロストガラスのような質感を出そうと四苦八苦。あのときは面白いものが出来ましたが、今回の展示品も、多大なるインスピレーションを与えてくれました。近いうちにネイルに生かせたらいいな。

(愛すべき鞄のこと等・・・・書き溜めた日記から)

大学時代に、当時の私には3か月分の食費に匹敵する\19800という大金を払って買った黒いショルダーバッグ。ウェットスーツの生地で出来ているのでとても軽く、丈夫で、しかも濡れても大丈夫。大学時代も留学時代も、会社に通いだしてからも、ずっと愛用してきました。(他のバッグを持っていなかったせいもありますが)ストラップを換えたり、ちょこっと縫ったりして14年間。ついに布地が破れてきてしまいました。

まあ、もとはとりましたが、やはり寂しい。
Calgelだって、日本に最初に持って帰ってきた時はこのバッグに入っていたのです。
いろんなものを運んでくれたなあ・・・・。
南アフリカからダチョウの卵に絵付けしてあるものを持って帰って来た時、税関で取り上げられたのもこのバッグからだっけ・・・・。(ワシントン条約違反なんて知らなかった・・・)

早速かわりのバッグを探し始めましたが、なかなか軽い、A4サイズの書類やノートがさくっと入る、マチが広すぎずスッキリ見えるけど収納力がある、置いても倒れない、ショルダーにも手持ちにも出来る、ポケット沢山、スマートでシンプルな長方形、色は黒、云々となるとなかなかありません。
家に帰って、部屋のPCを開けると専らネットでバッグ探し。気に入るバッグがないと気もそぞろです。スーツケースを2つ持っているRIMOWAのアタッシュは魅力的。この際いっそ3つ揃えてみようかとも思いましたが、でも書類をすぐに取り出せない構造だし。CASTELBAJACも大変に好みだがサイズが合わないし、バリスティックナイロンを使ってあるのもいい感じだけどポケットがちょっと野暮ったいし、なんだか最近あちこちで見る大きな巾着みたいなショルダーはふにゃっとしたフォルムが好きになれないし・・・。久しぶりに買い物してみて分かったのは、意外にバッグに好き嫌いがあるということなのでした。

しかし、物も出会い。たまたま寄ったハンズで妹が見つけたビジネスバッグに一目惚れして、即、買い込みました。JEFF BANKS Londonの“Lise”という名前がついた、かわいい名前の割にはなかなかにスマートなバッグです。私のショルダーバック2代目。しっかりしているし、長持ちしそうです。少なくとも10年は頑張っておくれ。

一緒にお昼ご飯を食べに行ったS氏の一言。
「いやあ、遠くからこのバッグをみて、ああ田賀さんだって分かりましたよ」

どうやら本人よりもバッグが目立っているようです。
ほめられるとちょっと嬉しい。
私はハンドバッグを持っていません。
なのでどこにでも同じバッグを持っていきます。


枕ののんちゃんに洗濯して縮んだシャツを着せてみる。

スタッフからもらったアームレストのらんちゃんとぱくちゃんです。(命名:スタッフのTさん)