自己紹介 爪飾画廊 創作心得 日々徒然 撮影秘話
2009/12/25 Friday
メリークリスマスです。
私の始めてのアート本です!

雪も降らず、温かいクリスマスですね〜。

さて、今回は私のアート本「爪飾手帖〜華々の巻〜」がネイルエキスポにて先行販売となりました。

そう、春から私がずっと制作していたアレでございます。

今回は「華」がテーマ。ウェディング、お客様から頂いた数々のリクエスト、妹と話しながら考えたデザイン、本を開いて思い浮かんだデザイン、植物園や美術館でもらったアイデアなどがぎゅっと詰まった一冊です。和花、エスニックなど、花メインの10テーマと、12種類の基本的な花の描き方とで構成されています。10のテーマはそれぞれ3作品ずつで計30作品。これはモデルの爪10本にチップを付けて撮影しました。そしてこの30の作品にはそれぞれ応用を5本1組で2種類ずつお見せしています。なので、全部で102作品、チップ総数でいうと600枚をこの本の為に、全部描き下ろししました〜!没チップも含めると1000枚くらいは作ったかな〜・・・・。

いやはや、田賀はこんなに真面目に働いたことは初めてです。

睡眠時間もぎりぎりまで削りました。朝ご飯食べたのに、15分後に忘れてまた買いに行って食べ始めて違和感に気付いたり、寝ても覚めても花畑が見えたり・・・・、言動もそうとう怪しくなったときに、やっと作品と文章ができたのです。素敵な写真を撮っていただいた目黒ヨシコ様、ずっとハンドモデルで頑張ってくれた妹よ、ありがとうございました。
まあ、田賀が大変だったのはこのあたりまでですが、あとは編集に携わってくださったソーラーの皆様、広告代理店アントラークの野口様、そしてMOGA・BROOKマーケティング部の阿部ちゃん始めデザイナーの皆さん、素敵な装丁と、毎晩夜遅くまでかかっての粘り強い校正、ありがとうございました。

ちなみに背景は父親が使う「和紙の壁紙」です。我が家も壁紙はこの越前和紙を使っていますが、暖かい風合いで、和風なのにモダンなテイストで、作品にはきっとぴったりだと思って使ってみました。
作品タイトルは妹が考えてくれました。和テイストなら得意とする妹ですが、中にはミュシャやガレなどヨーロッパテイストの作品もあり・・・、四苦八苦しながらも素敵な題名をあげてくれました。
目黒さんとの撮影には毎回、野口さんと阿部ちゃんに立ち会ってもらいましたね〜。自分の作品が撮影される瞬間は一番うれしいことなのですが、今回ばかりは睡眠不足で撮影中ずっとグラグラしていました。気がつくといつの間にかきれいに撮れていたりしたのは、目黒さん始め、撮影にご協力いただいた皆さんのお蔭です〜。ありがとうございました。

3月に撮影を始めて、終了したのは6月、寝ても覚めても作品制作・・・ホントに怒涛の3ヶ月でした。只今、サイトにて販売中でございます。トップページより飛べますので、宜しければ覗いてみて下さいね。


ちなみにアート本の作品に多用した絵具のセット「爪職工房」も同時発売しました。

アート本の表紙とおそろいの花を描いたUVランプも新登場。