自己紹介 爪飾画廊 創作心得 日々徒然 撮影秘話
2010/02/17 Wednesday
寒くなったり、暖かかったり
最近食べて美味しかったもの1・・・家の近くのダイニングで食べたフクロウ型のピザ。かわいい。そして美味しい。

皆さんこんにちは。

最近東京は寒いですね!田賀は2月、仙台、静岡、大阪、沖縄と出張に行ってまいりました。あと新潟に出張したら今月は終わり。流石に28日間の中でこれだけオフィスから遠ざかっていると、ただでさえ得意でないデスクワークがちょっぴり滞ったり。飛んで回るのが性に合っているとは言っても、昨日沖縄から帰ってきて本日オフィスのPCの前に座ったときにはなんだかほっとしましたですねえ。

私の出張に欠かせないお供はRimowaのスーツケース。46Lと104Lの二つのサイズを愛用しています。46Lのパイロットタイプは、UVランプ等ジェルネイル器材一式に数日間の出張支度がすっぽり入るサイズ、104Lの方は46Lに入る器材に加え、UVランプが4台収納可能です。自分の持ち物で特にお気に入りのアイテムは何ですかといわれたら、迷わずこの二つのスーツケースを挙げることでしょう!
パイロットタイプは液体類が多いネイル器材をまっすぐに入れて持ち運びが出来るので、私以外のスタッフが出張や1日講習に行くときも重宝しています。使用回数が実に数百回という激務のなか、キャスターが壊れ、足が取れ、ロックが曲がり、もち手が歪み・・・と数々の苦難を修理で乗り越えてきました。しかし2月の大阪から帰ってきたとき、またキャスターと足とロックの調子が悪くなり・・・(泣)。
イヤ、今回の修理費は、スタッフに「新しいのを買ったほうがいいんじゃない?」と言われる位高かったですねえ・・・・。
しかし何度もお世話になっている修理業者の担当の方に見積もりを出していただいたとき、「大丈夫ですよ!新品同様になって帰ってきますから、まだまだ使えます!」と太鼓判を押してもらい、ついでにシール剥がしなどのクリーニング代をサービスしてもらい、そうするとやっぱり手放すなんてとんでもないと思ったのです。だってかれこれ7年も、会社を立ち上げたときからずっと私と一緒に器材を運んでくれたわけですからね。

イギリスでお世話になっていたホストファミリーのお父さん・・・残念ながら去年の9月に天国に行ってしまいましたが、私は町の中心地に出るとき、たまに彼にお使いを頼まれました。それは彼がいつもいつも履いていた古い革靴の修理でした。ビクトリアセンターという大きなショッピングセンターの中に、親子で靴の修理をしている小さなスタンドがあり、ここに持っていくと靴の状態を入念に調べ、中敷を直したり、破れた所は縫ったり、かかとがかけた部分は補修したりしてくれるのです。お世辞にも綺麗とはいえない履き古した靴だから、何度も修理にお金を出すくらいなら、新しく買ったほうがいいんじゃないかと思ったものです。そう言った時、お父さんはぽそっと、「まだ履けるからね。ずっとこれを履いてきたからね」と呟きました。当時22歳くらいだった私は、そうか、新しいものを買うのと同じ費用がかかっても、使えるものだったら修理して、また大事に使うんだねと感心しました。いつも無口なお父さんは私に、本当の意味で物を大事にするということ・・・いまだったらエコとか言うんでしょうか・・・を教えてくれたのです。

そんなわけで、この先ずっと一緒にいるつもりのRimowaは、今回もまたきれいにしてもらって、無事帰ってまいりました。おかえり。またよろしくね。


最近食べて美味しかったもの2・・・大阪で浅野先生に連れて行ってもらった「ねぎ焼」のやまもと。ねぎ焼、とん平、焼そば・・・どれも絶品でした!