2010/02/21 Sunday
もうすぐ3月3日の桃の節句ですね。
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玄関で出迎えてくれるお雛様。もう20年以上前に作ったものです。3cmに満たない小さなお雛です。 |
最近は、休日も主に美術館めぐりをしていて、なかなか植物園に行くことができません。残念・・・・。
今なら梅が見ごろ、3月になれば桃の花が見ごろとなるでしょう。東京に桃の名所は少ないそうですね・・・検索してみてもなかなかヒットしません。福井県の実家の前には神社があって、そこには梅や桜に混じって桃の木もありました。可憐な花を咲かせる桃は、凛とした武家の奥方を思わせる梅、平安絵巻の十二単の女房たちを思わせる桜と比べると、少女のような初々しさがあります。梅のようにいい香りがするわけでもないし、桜のように散り際まで絵になるわけでもないのですが、桃を見ると、梅が春の訪れを告げてくれた後、春をその桃色の花に留めておいてくれるような不思議な暖かさを感じたりして・・・・。 そうはいっても、梅や桜のように分かりやすい形ではないので、ひらひらした桃の花弁は、まるで妖精が着るドレスみたいで可愛いのですが・・・・・、アートに起こしたことはありません。代わりにお客様には、これから桃色のネイルを楽しんでいただきましょう。
この時期には小さなお雛様、つまり「豆雛」をあちこちに飾りますが、玄関には中学生のころに作った紙粘土の豆雛を置きます。昔、母親に連れられて行った「豆雛」の展示会で見つけた、可愛いウサギのお雛様とお内裏様を紙粘土で再現したものです。京都の学生時代にはよくフリーマーケットで手作りの豆雛のセットを売りました。他にも金太郎と鯉のぼり、七夕の織姫と彦星、十五夜のお月様とウサギも小さく作って並べておくと、20セット作ってもすぐに売り切れました。小さいものを作るのは大きいものを作るのと同じくらい手間がかかるのですが・・・・・小さいからとおばちゃんたちにしつこく値切られたり、いつも買ってくれる常連さんがいたり。楽しい思い出ですねえ。紙粘土細工は最初に粘度をこねて使いやすい柔らかさにする必要があります。けっこう力が要るものなので、手首を傷めた最近はほとんど作っていませんでした。この間、玄関に豆雛を出しながら、小さなものからまた作ってみたいなぁと思いましたが・・・・。春が来て、少し暖かくなってからすることにしましょう。
そんなわけでもっぱら今の趣味はビーズ細工。 今はプチクラウンに凝っています。クリスマスに20個くらい作って、お世話になった人々へのプレゼントにしました。パールは浅草橋で買ってきます。2mm、2.5mm、3mm、4mm、5mm、6mm、10mmサイズのパールを約300個使いますから、出来上がりはコロコロとしてとても可愛いです。リングを置くのに使ってもらいます。バレンタインデーにも、とある人にプレゼントしようと、今度は全部ライトローズのスワロフスキーで作ってみました。ところが、キラキラしてはいますが丸みがないので全然かわいくない!失敗です・・・・。解体してまた再チャレンジしましょう。ビーズは使い回しが出来るので、古くなったものは壊してビーズを取っておき、また新しいデザインに活用します。妹のお気に入りはスワロフスキーを使ったクロス。キーホルダーと携帯に付けてくれています。
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プチクラウンとクロス。プチクラウンは作るのに1時間半くらいかかりますが、クロスは30分くらい。
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