2010/03/18 Thursday
不協和音の夜
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玄関の風景。巣鴨で見つけた可愛い桜うさぎのお手玉と、頂き物の桜のペーパーウェイト、桜の花びら型の石鹸、そして桜のスカーフです。 |
皆さんこんにちは。
本日は名古屋に出張でした。 そしてそのまま大阪に来ております。 明日は心斎橋にてアート講習を行い、また夜東京に帰ります。
出張が多いと、ホテルの部屋に入ってまず何をするか、というのがだいたい決まって習慣になってきますね。 私はまず、部屋の机の上に置いてある案内のペーパー類やメモ帳などを全部引き出しの中にしまい、スーツケースを開けてパソコンを取り出し、机にセッティングします。 それから上着や着替えをハンガーにかけます。 そしてバス用品や化粧品などが入ったポーチをバスルームにおきます。2泊以上の時には、お掃除の人の邪魔にならない程度に、中身を並べておきます。 最後に、持ってきた仕事の器材を点検し、滞在が長いときには持って行きやすいように別のバッグに入れておきます。 国内でも海外でも、だいたいここまでは一緒。
机について、一息入れるために、ホテルには大抵備え付けてあるポットの電源を入れます。そしてメールチェック開始。何故か、テレビをつける習慣はありません。
本日もそのルーティーンに従って、部屋で一息ついたところ。 もうちょっとで熱いお茶も飲めそうです。 しかし、この出張の平穏な夜を揺るがすものが・・・・・。
なぜか、お向かいの部屋で赤ちゃんが泣き止みません。
一体何がお気に召さないんでしょうか。お母さんらしき人が一生懸命あやす声も聞こえてきます。11時くらいから、急に火がついたように泣き出し、かれこれもう30分近く。向かいの私の部屋にこれだけの音量で聞こえているのだから、当然他の部屋にも響き渡っていることでしょう。
あっ。 廊下に出てきました。 お母さん、あやしながらエレベーターホールに向かって行きます。
それにしても、赤ちゃんというのはあんなに小さい身体で、何故こんなに大きな声がでるのでしょうか。身を守る本能なのでしょうか。 それにしてもお母さん、大変そうです。おそらくは結婚式かなにかでお泊りでもしているんでしょうか。大人ももうゆっくりお休みしたい時間でしょう。他の部屋に気は使うし、第一あの音量を一番近くで聞いているんですもの。
う〜ん。 泣き止みません。 イエ、私はいいんですよ。どの道こんな時間に寝たりしませんもの。
つい先ほどから、お向かいの赤ちゃんの泣き声に混じって、お隣の部屋から男性のいびきが聞こえ始めました。私も大概の騒音にはめげず熟睡できる性質ですが、おそらくはフロア中に響き渡っているこの泣き声の中、熟睡できるとは、きっと余程疲れているに違いありません。ホテルの壁を突き破ってくるこの盛大ないびき、草食系男子には絶対出せないであろうこの野太さに、いっそ清清しさすら感じます。それにしても意外に薄いのかも・・・このホテルの壁。
あっ。 お湯が沸きました。 お茶いれよ・・・・。
いつもなら、お茶を飲みつつメールに返信し、そのあと器材を取り出してネイルの練習をしたりするのですが。 実況中継以外、何をする気も起こらないほどの不協和音。
赤ちゃん、早く泣き止んでくれないかなあ。 おじさんのいびきは止まらないだろうなあ。
何も出来ないので、調べてみました。
(夜泣き) 原因ははっきりわからないことが多いが、発達の一段階であると考えられている。急に夜泣きが始まった場合は突発性発疹の疑いがあり注意が必要。数分毎に激しく泣き、その間は静かにしている場合、腸重積の疑いがあり、注意が必要。
・・・・大丈夫だよね、お向かいの赤ちゃん。
(いびき) 様々な病気や器質的な異常・障害、その他一時的な疲れやアルコールの影響などにより、軟口蓋や舌根が上気道をふさいで上気道が狭くなることがある。この状態で呼吸をすると、出入りする空気が塞いだ物を振動させて音が出る。 いびきは、他人に迷惑をかけることや、羞恥心のため、団体旅行を避けるようになるなど、様々なリスクを背負う。夫婦の寝室が別室となるだけではなく、離婚等の原因ともなり得る。
離婚の原因!! おじさん、離婚の危機だって!
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